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2017/1/31(火)バルカン・メロウ~スプリング・ブルーについて

Irena Blagojević

今夜の一枚
Blistavi Grad/Irena Blagojević
Irena Blagojević(vo,cho,fl),Aleksandar Bahun(p),Milan Pavković(b),Petar Radmilović(ds),Nebojša Zulfikarpašić(g),Darko Jureša(perc),Max Kochetov(sax),Marko Đordjević(tp),Ksenija Kochetova(cho)
2016発表 PGP RTS

数日、暖かい日が続いた。

この季節、僅かな春の気配を感じる頃になると、僕は決まって切なく虚しい気持ちになる。ここ数年、その傾向は特に強くなってきている。僕はこの症状を勝手に「スプリング・ブルー」と名付けている。

夏の終わり、夕刻の涼しさに秋の気配を感じる時、やり場の無い淋しさを感じた事は経験があるのではないかと思うが、僕の場合は春の気配により強い虚しさを感じるのである。

ここ数年、この虚しい気持ちは何処から来るのだろうと考え続けている。我が国では春は別れの季節だから、きっと今までに経験してきた辛い別れのイメージがこの季節の感覚とリンクしてそういう気持ちを導くのではないかと漠然と考えていたが、良く考えてみると、今まで特に春先に辛い別れを経験したという思い出が無いのだ。

そう言えばまだ幼稚園の頃、ちょうど卒園式を迎えるこういう気候の頃にふとそういう虚しさを感じた記憶がある。まだ別れが何かも良く解っていない頃だ。だからこのスプリング・ブルーはまさに花粉症のような、季節の変化が身体にもたらすバランスの変化ではないかと思う事もある。

自分、まさに鬱病になるタイプの人間なのだが、確かに落ち込む事は多々あっても、自らが鬱病だと思っていない。今まで自称鬱病の人達とは多数出会ってきたが、その人達の話を聞いていると、僕にはそんな重い症状は無いよなぁ、と思うのである。

鬱病は「心の風邪」だと一時期例えられたが、鬱病はそんな軽いものではないとの反発が当事者達からあった。「スプリング・ブルー」は僕にとってまさに「心の風邪」である。それほど辛いものではないのだが、されど風邪。咳が止まらなかったり鼻が詰まったりするとそれはそれで辛いのと同様、毎年ちょっと憂鬱な気持ちになるのである。

毎年この季節に出会う音楽は僕にとってそのスプリング・ブルーを乗り越えていく為の音楽になる。またそれにふさわしい音楽に毎年出会ってきている。今年は取りあえずこんな盤を見付けてきた。セルビアのジャズ・フュージョン、バルカン・メロウである。




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